さげもんの由来
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2019年3月8日
こんにちは。
ツルヤ商会のハルです。
3月に入り、温かい日も多くなり、雨と晴れの天気の入れ替わりも春が近づいているからですね(^^)。
今は河津桜が咲いていますが、染井吉野の淡いピンク色の咲く季節も待ち遠しいものです。
今回は、前回ブログで取り上げた「さげもんの由来」をお伝えしようと思います。
柳川市のさげもんは、昔、現在の福岡県柳川市に柳川藩の奥女中たちが着物の残り布で琴爪を入れるために入れ物を作ったり、子供のおもちゃを作ったりしたことから始まりました。そのうちに、作ったものを下げて楽しむようになったことが現在のようになっています。
さげもんの飾りには、51個の飾りがあり、飾りの意味も一つ一つ違います。そして、さげる順番もあります。
まず、51個の飾りの意味は、子供の健やかな健康と1年でも長く生きてほしいという願いから51固なんだそうです。
下げる順番はというと、上中段には飛ぶもの山や木のもの、中下段に水中や動物や人形を、一番下の段には這い人形、柳川まりをさげています。
飾るものも、蝉や鼠、蝶や梅、桜、おかめなどを下げ輪に7列結び、一列にさげもんを7個飾ります。真ん中の柳川まりを2個下げて、合わせて51固になります。
こうして、さげもんの歴史を振り返って見ると、昔の営みが少し見えてきますね(^^)
大きな災害などなく、皆様が幸せな一年に恵まれることをお祈りいたします。
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